沿革
昭和20年、農村医療の向上のため、隔離病舎を移築し国保診療所を開設したのが発端となり、昭和27年、国保診療所の経営母体として、16ヶ町村(広島県世羅郡神田村、小国村、津名村、西大田村、東大田村、甲山町、三川村、東村、広定村、吉川村、津久志村、上山村、大見村、御調郡久井村、羽和泉村、宇津戸村)が統合して、世羅地区病院組合を結成し、昭和28年「世羅中央病院」が開設され、一般病床46床(うち結核12床)と伝染病棟25床が併設された。
昭和30年一般病棟一部焼失、組織町村合併により、東大田村、西大田村、大見村が世羅町と改称、昭和31年、津久志村も世羅町に合併した。
昭和36年、一般病棟焼失箇所を改築、一般病棟31床を増設して77床(うち結核12床)となった。
昭和41年、診療棟本館を増築、双三郡三和町(上山村〕および甲奴郡甲奴町(広定村〕が組織組合より脱退して、組織町は、5ヶ町(世羅郡世羅町、甲山町、世羅西町、賀茂郡大和町、御調郡久井町)となり、組織組合の名称を「世羅中央病院組合」と改称した。
昭和54年12月より病棟及び診療棟本館を増改築、一般病床22床増床し、99床(うち結核12床)伝染病棟25床となる。
昭和57年伝染病棟を、昭和61年に結核病棟を廃止し、一般病床は110床となる。平成14年3月、診療棟本館を改築にともない、「公立世羅中央病院」と改名された。
平成16年、17年の合併により、世羅郡3町が「世羅町」となり、久井町、大和町が「三原市」となり、構成団体は、世羅町・三原市の1町1市となった。
平成19年4月、「公立世羅中央病院」の経営組織である、「世羅中央病院組合」は、地方公営企業法の全部を適用する事業所に組織変更をし、組織の名称を「世羅中央病院企業団」と改称した。
平成22年4月1日三原市立くい市民病院を企業団に編入した。
平成23年10月「公立くい病院」の病床を公立世羅中央病院へ移動した。
年 月 |
事 項 |
昭和26年8月 |
世羅地区病院組合設立認可 |
昭和28年2月 |
世羅中央病院として業務開始(46床)内科、外科、婦人科 |
昭和28年11月 |
隔離病舎を併設(25床) |
昭和36年4月 |
一般病棟増築し、31床の造設(77床) |
昭和36年4月 |
公営企業法適用 |
昭和41年4月 |
診療棟本館増改築(鉄筋1,634㎡、木造1,699㎡) |
昭和41年4月 |
救急病院指定(14床) |
昭和42年4月 |
世羅地区病院組合の名称を世羅中央病院に改める |
昭和54年11月 |
小児科の新設 |
昭和56年4月 |
本館増改築により22床増床(一般87床、結核12床、伝染病25床) |
昭和56年5月 |
歯科、口腔外科の新設 |
昭和57年4月 |
X線CT診断装置設置 |
昭和57年8月 |
伝染病床廃止、一般病床(結核を含む)99床 |
昭和60年12月 |
バイオクリーン手術室新設 |
昭和61年8月 |
全身用X線CT診断装置導入 |
昭和61年11月 |
結核病床廃止、一般病床110床承認 |
昭和61年12月 |
合併処理施設設備 |
昭和62年4月 |
整形外科の新設 |
昭和62年12月 |
医師住宅5棟新築 |
平成1年1月 |
オーダーリングシステム導入 |
平成1年10月 |
医師住宅3棟(2階建6世帯)新築 |
平成5年4月 |
脳神経外科の新設 |
平成8年2月 |
スプリンクラー設備新設 |
平成10年3月 |
広島県救急医療情報ネットワーク参加 |
平成10年4月 |
オーダリングシステム導入 |
平成10年5月 |
中山間地域医療情報通信技術活用モデル事業参加 |
平成10年8月 |
薬局内調剤支援システム導入 |
平成10年10月 |
世羅中央訪問看護ステーション「まごころ」開設 |
平成11年10月 |
世羅中央居宅介護支援事業所開設 |
平成12年1月 |
乳房用X線診断装置導入 |
平成12年4月 |
二次救急医療施設(病院郡輪番制病院)の承認 |
平成14年3月 |
名称を公立世羅中央病院に改める |
平成14年3月 |
公立世羅中央病院増改築工事竣工 |
平成14年3月 |
公立世羅中央病院増改築工事に伴う地域省エネルギー設備工事竣工 |
平成14年3月 |
MRI診断装置導入、X線一般撮影装置(CR)導入、X線TV装置(DR)導入 |
平成14年4月 |
歯科保健センターの開設 |
平成14年8月 |
血管連続撮影装置(DSA)導入 |
平成14年10月 |
1日人間ドックの開設 |
平成17年3月 |
久井町、大和町が三原市と合併し構成市町は世羅町・三原市 |
平成17年4月 |
皮膚科・矯正歯科新設 |
平成19年4月 |
地方公営企業法の全部適用 |
平成19年8月 |
公立世羅中央病院・三原市立くい市民病院再編調査研究会の設置 |
平成20年4月 |
泌尿器科新設 |
平成20年4月 |
世羅中央病院企業団 企業長就任 |
平成20年7月 |
公立世羅中央病院・三原市立くい市民病院改革プラン策定委員会設置 |
平成20年9月 |
無作為抽出による住民アンケート調査実施 |
平成20年10月 |
放射線画像情報システム導入 |
平成20年10月 |
デジタルマンモグラフィー更新 |
平成21年4月 |
病院改革プランの公表、協力型臨床研修病院指定(広島大学病院) |
平成21年4月 |
婦人科開設 |
平成22年1月 |
広島県地域医療再生計画採択 |
平成22年3月 |
病院再編協定書の調印 |
平成22年4月 |
世羅中央病院企業団に公立くい病院を経営統合 |
平成22年4月 |
広島大学分子内科学教室・世羅町・世羅中央病院企業団で
「高齢者疾病予防等研究事業に関する協定」の締結 |
平成22年4月 |
耳鼻咽喉科開設 |
平成22年4月 |
三原市立くい市民病院を企業団に編入し、病院名を「公立くい病院」に改めた |
平成23年10月 |
「公立くい病院」の病床を公立世羅中央病院へ移動した(110床→155床) |
平成24年6月 |
「世羅あったかサロン」開設 |
平成25年3月 |
MRI診断装置更新(1.5T) |
平成25年4月 |
消化器外科・呼吸器外科開設 |
平成26年3月 |
電子カルテシステム導入、紙カルテ併用 |
平成26年4月 |
血液内科開設 |
平成26年12月 |
院内保育園開設 |
平成27年4月 |
麻酔科開設 |
平成27年6月 |
手術顕微鏡システム更新 |
平成28年4月 |
リハビリテーション科開設 |
平成28年7月 |
血管造影DSA更新 |
平成29年4月 |
外来化学療法室新設 |
平成29年4月 |
地域包括ケア病床(11床) |
平成29年10月 |
マルチスライスCT80列更新 |
平成30年3月 |
電子カルテシステム完全移行、紙カルテ廃止 |
平成30年4月 |
産婦人科再開 |
平成30年4月 |
あんしんサポートセンター設置 |
平成30年5月 |
地域包括ケア病床5床増床(16床) |
平成30年7月 |
三次中央病院と遠隔画像診断連携 |
令和元年4月 |
地域包括ケア病床10床増床(26床) |
令和2年12月 |
電子カルテシステム更新 |
令和3年4月 |
形成外科開設 |
令和3年6月 |
AI問診ユビー導入 |
令和3年10月 |
スマートベッドシステム導入 |
令和4年2月 |
地域包括ケア病床40床増床(66床) |
令和4年4月 |
協力型臨床研修病院指定(国立病院機構呉医療センター) |
令和4年11月 |
在宅療養支援病院認定 |
令和5年3月 |
地域包括医療・ケア認定 認定施設 |
令和6年5月 |
病院機能評価 Ver.3.0 認定 |
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